洋書、時々プログラミング

博士課程修了→メーカーという経路を辿っている人の日常

本気でやるからこそ上手くなる

先週に本気で取り組んでいた案件が潰れた。潰れる覚悟はしていたけどやっぱる現実になると精神的に辛いものがある。でもこのつらさを感じられてよかったのかもしれないとも思う。

人間は痛い目に見ないと学ばない生き物だ。なにか失敗しても周囲の環境のせいにたり、言い訳を考えるのはとてもうまい。でも本気で取り組むということはその言い訳を許さなことにもなる。周囲の環境がどうであれ、案件が潰れたのであればその環境を覆せなかった自分が悪いとも言える。そこに言い訳の余地はない。あるならばそれは本気でやっていないことになる。

本気でやって失敗したならその経験が貴重だ。なぜなら自分の考えが至っていないところがわかるからだ。自分では全てに気を配っていたとしても、実際は考えに抜けがあったから潰れたのだし、大体は考えていないところで潰れる。

この経験はとても辛いものだ。後悔ばかりするし、夢にも出てくるレベルかもしれない。正直二度としたくない。

だけど、そういった気持ちこそが、自分をより成長させる原動力なのだろうと思う。こんんな思いをするのはもうごめんだ。だから次はもっと上手くやる。こういう後悔をしたくない思いが成長の原動力のひとつになるのは確実だ。

過去は変えられないから失敗も変えら

れない。だったらもう前を向くしかない。次はもっと上手くやろう。