洋書、時々プログラミング

博士課程修了→メーカーという経路を辿っている人の日常

今週読んだ本

Kindle Unlimitedが99円セールだったので、電車の行き帰りはひたすらに本を読んでいる。

1. 護られなかった者たちへ

護られなかった者たちへ

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生活保護の申請をめぐるトラブルとミステリーをうまくかけ合わせたような本。
読んでいて後味が悪くなるけれど、最後に救いのようなものはあったと信じたい。
貧困が犯罪を呼び起こすのであれば、生活保護こそ社会に必要なことなのかもしれないけど、金が絡む所なので悪人達も目をつけやすい所となってしまう。一方で予算は逼迫しているので、必要な人に対して必要ないという判断をしてしまうこともある。そういう時、福祉事務所の方はたくさんの人のうちから一人判断ミスをしたという認識だけど、ミスされた方からは、100%ミスされたということになり、やりきれない。その中で眼の前で弱っていく人とそれを見ている人の描写はキツかった。

 

2. 社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ

社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ〈若手でもベテランでもない中堅社員の教科書〉

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周囲が主任などに昇進していく中、自分はどう働いていけばいいのか、と考えたときに手に取った本。基本的には結果を焦らずに眼の前のことをやっていくということが大事なのだけど、その中で自分で戦略性を持って実行できるところは先を見ながらどんどん試していくということ。まだまだ人生は長いのだからヤケになるなと言い聞かせてくれるような本だった。

3. 世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

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最近社内での昼休みの雑談に違和感を感じていたけど、これを読んで納得した。
雑談=どうでもいいことを話して仲間意識を植え付ける、という考え方ではなく、雑談=自分の仕事や人生をうまく進めるために情報収集をさり気なくする場所というような意識の変え方だった。自分の今までの職場での振る舞いで直せる所の一つだと思うので、直していきたいところ。一方で信頼関係を築くためには戦略的というよりも「相手への好奇心」を全面に出しておいたほうが良いときもある。そのバランス感覚を養っていきたい。

なぜ浦安D-Rocksが伸びて欲しいと思うのか

ラグビーチームのyoutubeチャンネルをよく見るのだけれど、その中でも特にDivision2の浦安D-Rocksのチャンネルが好き。実際Division2のチームのyoutubeチャンネルでも登録者は多いし、なんならDivison1のチームより多いくらい。

おそらくチームメンバー以外へのフォーカスの当て方が好きなんだろうと思う。ラグビーチームはチームメンバー以外にもマネージャーやトレーナー、もっと言えば地域住民の力があって成り立っている。そのバランスをよく取りながらメンバー以外へのフォーカスの当て方がうまい。

大分空いてしまった

色々なことがあった。まずプロジェクトが終わった。そして家を買うことにした。

このプロジェクトが終わったら仕事を辞めてやろうかとも思っていたけどそうもいかなくなったので、頑張って働こうとも思う。

もうひとつ、同僚から知識の深さを求められるようになった。広さは充分あるから、深くしていく方にも力を入れるべきと。その通りかなとは思うので、人に分かりやすく説明できるようになるまでやってみようと思う。

次にどのプロジェクトにアサインされるかは分からないけど、とにかく全力を尽くして没頭するしかない。たぶんそれでしか道は開けない