洋書、時々プログラミング

博士課程修了→メーカーという経路を辿っている人の日常

A Picture to Remember (CER stage2) ~ある写真と記憶を巡りながら事件に巻き込まれる話~

読んだ本の情報

タイトル A Picture to Remember
シリーズ Cambridge English readers stage 2
著者 Sarah-Scott-Malden
YL 2.6
個人評価 ★4.5(1万弱の本を読む自信になる)

内容

美術館に働くクリスティーナはある日銀行強盗の犯人を目撃してしまうがその直後に自動車事故にあってしまい、記憶を失ってしまう。それに気づいた犯人たちはクリスティーナを殺そうと企む。事故から回復したクリスは今まで気に入っていたポピーの花の絵に対して不思議な感覚を持つようになる。そんな不思議な感覚を持ちながらもクリスティーナはいつも通りの日常を過ごしていた。ある日パリの美術館から絵を借りるための仕事をこなし、日課となっている事務に行くも、突然ダンベルが落ちてきてケガをしてしまう。。。

感想

CER2は1万語弱程度と結構分量は多いけれどその分量を感じさせない面白さを持っているような気がします。実際この本も面白く、主人公であるクリスティーナ視点、強盗犯の視点と色々な人の視点で話が進むけれど、一つ一つの場面での登場人物は限られていて、話についていけなくなることは無かったです。話の内容についても、強盗犯が殺害に成功するのか、それともクリスティーナが逃げ切るのか、逃げ切るとしてもどうやって逃げ切るのかといったことを考えながらスリリングな気持ちで読むことができます。そして最後には登場人物全員を巻き込みつつ話が進んでいくのでかなりすっきりとしました。楽しめたという点で★4.5 残り0.5は何か自分の琴線に触れるものということなので、ほぼ最高評価です

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余談

LEVEL2になってすこし文法的にもとらえにくい所や表現が出てきている気がするので、ここで焦らずにじっくりと取り組んでいこうと思います。