洋書、時々プログラミング

博士課程修了→メーカーという経路を辿っている人の日常

Ankiを1年ぶりに使い始めた話

英語の勉強をする時に単語帳はよく使われるものの一つである。その単語帳をクラウド化し、適切なタイミングで復習ができるようにしたものがAnkiである。

このアプリはPC版とAndroid版とiPhone版があり、iPhone版だけ有料というなんだかよくわからない値段設定をしている。初めてスマホを触り始めた時からAndroidしか触っていない自分としてはとてもありがたい価格設定なので何回か入れて単語帳を作っていた。

だけどなぜだか続かない。なぜならちょっとサボると復習カードが積まれていくからだ。Ankiは適切なタイミングになると復習すべきカードとして出してくるのだけれど、数日サボると次の日は数日分のカードが降ってくることになる。そしてそのカードを見てそっとアプリを閉じて更に溜まり...という悪循環を繰り返していた。そして次に改めて再開する時は一度デッキを消してまた新しく作り直していた。今回こそこうはならないようにしたい。

実際こういう風に何回も使って離れてを繰り返している物って何回でも定着できないか挑戦していいと思っている。一回失敗したからと言ってそこで諦めるのはちょっともったいない。失敗したらまたちょっと工夫して次やり直せば良いのである。そうして人間はちょっとずつ賢くなっていく。

どのようにして溜めないかという点についてはもう通勤時間の行きの時間をほぼ全て強制的にやることに習慣付けている。今まではDuolingoをやっていた時間だけど、これは朝イチの寝ぼけた状態でやって、頭を覚ます担当へと替えた。1時間程度の通勤時間で大体終わる頃に会社に着く程度の量に調整しつつやれているので現状は問題ない。

Ankiへの登録体制も改良している。今回はスマホアプリを使っている他、他に使っているPC全てからAnkiカードにアクセスできるようにしている。そうすることで日常で見て触れた英語をすぐにカードに登録できる体制を整えた。英語以外にも背番号など覚えたいものをなんでも登録している闇鍋デッキも作った。これで日常覚え続けていなければならないものを手放すことができてちょっとだけスッキリしている。すぐに登録できない場合はTrelloというアプリにURLか何かだけ貼り付けておいて休日とかに入れることで、脳の容量を確保できているように感じる。

今回の試みが後1ヶ月続けば勝てる気がするのでもう少しだけ頑張って強制していこうと思う。今まで使ってきた中で一番手応えを感じているけれど、これで満足しないように新しい使い方をどんどん模索していきたい。