説明会で先輩社員として行く側になった時のメモ
はじめに
入社して数年経ってから先輩社員としてインターンや会社の説明会に呼ばれることが増えた。
初めて呼ばれた時は「よっしゃ大学に遊びにいけるからうまい飯でも食って帰ってこようっと」とか思っていたのだけれど、採用担当の方や学生に話しているうちにこういう時の「先輩社員」の役割をすこし意識するようになったのでメモ。
これから入社説明会やインターンで同じようなことを話すことになった人の考えるきっかけとなれば。
色々な場所に呼ばれてうまいもの食って帰りたい
実際行って何をするのか
設営などの準備はほぼ採用担当側の仕事となり、先輩社員役の人は大体が喋って帰るだけの人となります。大学などで行われる就職説明会では採用担当x2と先輩社員という少人数のため、物を置くなどの力仕事はお手伝いする必要があるかもしれませんが、大体何を置くかは決まっているのでそこまで困ることはありません。
先輩社員の腕の見せ所として仕事紹介の部分になります。
仕事紹介をなぜするのか→働いている人への興味を持たせる
最終的な目的は「ESを送ってくれる人を増やす」ということなので、説明会やインターンでは「次の説明会に行こうかなー?」と思ってくれるような人を増やすことです。
この目的を達成するためには、会社と働いている人への興味の両方を持ってもらう必要があります。会社への興味は採用担当がだいたい話すので、働いている人への興味を持たせることが先輩社員の役割となります。ちゃんと考えると結構重い役割ではあります。採用担当も一応は先輩社員にはなりますが実際に働いている社員としては先輩社員が代表格のように見られてしまいます。割と責任重大。
じゃあ何を話せばいいのか?→会社を貶さない程度に好きに話す
興味を持たせるとは言いましたが、会社の社風や目指すべき方向と合っている人を取ることを考えると、別に八方美人になる必要は無いです。仕事内容や普段考えていることをそのまま書き出して、会社を爆破したいといったヤバイことを削れば大体言いたいことは出てきます。 自分の後輩となるような人に向けて話すので、「どんな人が向いているのか」という話になってほしい後輩像を入れると5年後とかに恩恵があるかも。 スライドなどが出来上がったらコンプラなどの確認を採用担当の方にしてもらって準備は大体OK。後は楽しく発表しましょう。棒読みだと見ている側が不安になります。
発表後の質問対応
福利厚生などの社内制度についてはよく分かっている採用担当に丸投げでOKです。むしろその方が間違わなくて良い。やりがいや専門性、将来のキャリアプランといった質問に答えるのが先輩社員の仕事です。多分思っていることを答えればOKかと思います。あまり適当にあしらい過ぎても印象悪くなるのできっちり答えましょう。かといって論破もせず相手を立てる感じで。
まとめ
大体は思っていることを書いて喋ればOKなのですが、このご時世コンプラが大変なので、採用担当と2人3脚でがんばりましょう。いい感じで終われば終わるほど次も呼ばれやすくなります。