今週のお題「〇〇からの卒業」を考えた時、今年度卒業したものを考えた結果、外食が一番しっくりきました。
これから自炊を始める人へ
- 楽じゃない自炊は長く続かない
- まずレンジから始めよう。大体何でもできる
去年の状態
去年の今頃の自分の自炊スキルを振り返ると、 - 自炊なんてしたことが無かった。 - 25年以上適当に外食とカップラーメンで暮らしていた - 社員寮で共同生活。電子レンジ、キッチン、冷蔵庫、電子ケトルは共同のものが存在
という感じでなかなか壊滅的でした。これで結婚しようとしていたのだからなかなか頭悪いことやっていたなぁと思います。
どうやって卒業した?
3段階に分けて卒業していきました。
Phase1 パスタ生活の開始と終了
自炊生活を始めようとした頃は、とにかく楽がしたいと考えていました。なので火を使うよりは電子レンジで放置すれば良いやつがいいと考えて、100円均一にも売っているレンチン用のパスタゆでタッパーと市販のパスタソースを使って作るようにしていました。パスタソースは西友の一番安いやつをローテーション。
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この生活を1か月続けていたのですが、さすがに飽きて、米が食いたい!! と思うようになったので、パスタ生活を見直すことで次のPhaseへ行くこととしました。 この段階で学んだのは、とにかく自炊は安いということです。パスタゆでて食べるだけだと大体食材費で150円程度で抑えられます。そこに野菜ジュースを加えても大体300円以内。今までラーメンに800円かけていた生活は何だったんだろうとここで理解すると同時に、自炊は金が溜まるという方向へのモチベーションが生まれていきます
Phase1で学んだこと
- 自炊は金が溜まる
- 米は偉大
Phase2 レンチンで米を炊き、カレーを作る生活
ちびくろちゃんの登場
米を食うには米を炊く必要があります。サトウのごはんは割高だったので、使う選択はありませんでした。ですが共用スペースには炊飯器が無かったので、何か良いものが無いのかとAmazonをうろうろしていたところ、レンチンで米が炊けるという商品を発見して即ポチりました。
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マジでこれが便利でした。自炊ビギナーはまずこれを買っておけばいいと思います。米が炊けるようになるということは、冷凍ごはんも自分で作れるようになります。このタイミングで米の作り置きを始めるようになり、平日も毎日米を食べられる生活となりました。
タッパーで作るカレーの確立
米を食べるようになるとおかずが食べたくなります。ここで思い出したのは野菜スープにカレールーを突っ込んでカレーを作っていた昔の先輩の姿でした。その姿を思い出して、人参と玉ねぎと豚こまをタッパーに詰め、上にカレールーを入れてレンチンをすることでカレーを作るようになりました。同僚には変な目をされていましたが、自分としてはかなり満足して食べていました。
Phase2で学んだこと
- レンジ最強
- 野菜もレンチンしときゃ大体食える
- 肉もレンチンで大丈夫
Phase3 火を使う、人に食べてもらう
レンジと直火の違いを体で理解する
この段階まで来てようやく火を使うようになりましたが、大きな課題にぶち当たりました。それは、レンチンとの火の通りやすさの違いです。詳しくは述べませんが、レンチンだと水分のある所が全体的に温まるので、肉の内部からも熱が発生します。一方で直火だとフライパンと触っている所やその近くからしか熱が伝わりません。この違いを理解していなかった私は鶏むね肉を塊のまま焼いて、生焼けとなって慌てて茹でたらパサパサ過ぎて食えたものじゃなかったです。ただPhase1,2での修行の結果、失敗してもレンジで火を通せば食えるからせーふせーふと楽観できるようになっていたのが大きかった。失敗してもリカバリーできるようになっていたからこそ、火を使って色々挑戦できたように思います。
料理本を買い始める。
鶏むね肉の悲劇を体験した後、このままじゃアカンと思い、リュウジさんの本や、電子書籍で99円セールの本を買ってちょっとずつ料理の手法を学ぶようになりました。まずできるようになったのは生姜焼き。その後は鶏の照り焼きや焼きそばとか、ちょっとずつできることを増やしていきました。
同棲後
同棲後は料理が私担当となり、妻が食べられる料理を作るということを意識するようになりました。基本的にはネットにあるレシピを使いながらちょっとずつ夫婦好みの味にアレンジしていました。人に食べておいしいと言ってもらえるのも楽しく、今もちょっとずつレパートリーを増やしています。
学んだこと
- 火の通りかたを意識する
- はじめは本を読んで基本を学ぶ
- 食べてもらえると楽しい
Phase4 今とこれから
1年間料理をしてみた結果、ハンバーグなど、ちょっと手間がかかるものも作ることができるようになりました。仕事との兼ね合いもありますが、これからも自分と妻が楽しめるように、いろいろな料理を作っていけたらと思っております。
終わりに、過去の自分のような人へ
新生活を迎えて自炊生活をしなければならない人も多いかと思いますが、自炊=火を使うではないということは強調したいと思います。まずは心理的ハードルを低くしてレンジを使うことも自炊という考えから進めてみてはいかがでしょうか。