洋書、時々プログラミング

博士課程修了→メーカーという経路を辿っている人の日常

Windows10とVisual Studio2022でOpenGLの環境構築をした

はじめに

今まで機械学習で遊んできたのですが、急遽OpenGLを学ぶ必要が出てきました。 そこで先輩から既存のコードを貰って色々遊んでいたのですが、全く分からなさ過ぎて辛い&帰省にLinuxが入っているデスクトップPCを持っていくことが面倒であるため、Windows10の入っているノートPCで学習環境を構築しました。現状動いているのでこれで行けるんじゃないかなと思います。

必要な物

手順1 諸々のダウンロード

以下のものをダウンロードします
- GLFW
- Cmake
- Visual Studioの無料版
CmakeとVisual Studioはインストールまで行う。GLFWはこの後にbuildするので放置 Visual Studioのインストールの時にC++用のソフトを選択する

手順2 GLFWのビルド

Cmakeを使ってglfwをビルドする。その時"Where is the source code"には C:/Path/to/glfwを指定します。"Where to build the binaries"には適当なパスを入れる。そのあとConfigureを押してvisual studioのバージョン指定を行った後にGenerateする。

手順3 GLFW.slnをvisual srudioで読み込んでビルド

generateした先にGLFW.slnというファイルができているはずなので、それをvisual studioで開く。開いた後にソリューションをビルドする。そうするとsrc/Debugの先にglfw3.libというファイルができている。

手順4 リンカを入れるフォルダを作って中に色々放り込む

適当なフォルダを作り、中にLibとIncludeを作っておく。Libにglfw3.libを入れる。Includeにはglfwフォルダ内にあるInclude内をそのままコピーする。

手順5 Visual studioの設定

Visual studioのプロジェクトを開いてプロパティ→VC++ DirectoriesでLibとIncludeにリンクを通す。Linker→Inputの中にあるAdditional dependenciesにはglfw32.libとopengl32.libを追加する(やった時忘れて後でエラー出た)。

手順6 GLADの導入

GLADのウェブサービスにアクセスして、glに任意のversionを、profileにcoreを入れ、Generate a loaderにチェックした後にGENERATEする。そうするとIncludeとgrad.cができるのでIncludeは手順4でできたフォルダ内にマージ。grad.cはプロジェクト内にコピーする(忘れてエラー出した)

これだけやればたぶん行けるはず。GLADとか何のために存在するのか正直分かっていないところもあるけれど、追々分かっていきたい所。明日から遊ぶぞー