洋書、時々プログラミング

博士課程修了→メーカーという経路を辿っている人の日常

応用情報技術者試験までにしたこと

はじめに

10月10日に応用情報技術者試験が終わりました。受けられた皆様はお疲れさまでした 結果に関しては午前はほぼ確実、午後もざっくりとした感覚では6割超えているような感じがしています。 結果はどうであれ、一段落したのでやったことと振り返りをメモしておこうかと思います。

振り返り

  • 午前試験は教本と過去問だけで合格点取れる。午後は過去問演習が大事。
  • 選択科目の選びは重要だった。7科目やっておけば大体の事故は防げそう。ただし当日に切り替えるルールは必要
  • 忙しさの波はあるので、できる時にできるだけ勉強するのが大事。忘れてても受かる程度の実力を付けよう

スペック

  • 大学は情報系ではない工学部
  • プログラミングはAtcoderで緑と茶の境目
  • 業務で機械学習を少々弄っている

4月~5月 基本情報→応用情報への変更

応用情報を受けようと決意したのはおおよそ5月くらいかなと思います。そこまでは10月に基本情報を受けようと思っていたのですが、この時点でテキストを読み終えていて午前が6割超えていたので、このまま10月まで同じことを詰め込んでいても時間がもったいないと思い、残り4か月程度残した所で応用情報に切り替えました。

6月~8月上旬 テキストと午前試験過去問をとにかく詰める

この時期はとにかく午前試験に向けてテキストを通読しながら午前試験の過去問を解いていました。 参考書については評判の良かった合格教本を、過去問演習には応用情報ドットコムをひたすら使っていました。一日最低20問は解いてとにかく頭に詰め込んでいました。

参考書については合格教本さえしっかり読み込めば午前はほぼ確実に受かります。。

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8月中旬 長期休暇中に選択した午後試験を一通り詰める

リフレッシュ休暇の取得時期だったこともあり、通常の夏季休暇と合わせて2週間の休みを貰えたのですが、コロナが大変なことになっていたのでこの期間で午後の過去問に一通り目を通していました。応用情報ドットコムにの午後問題から回答用紙と問題を印刷して本番風に解いていました。紙とインクは受かるための必要経費と割り切っていました。 午後試験の選択については技術的な分野については今後のキャリアに必要になる可能性が高いのでやろうと考え、とはいっても本番の事故も想定して以下の科目を直近2回分以外の22回分解きました。データベースに関しては素人だったので、100本ノックもこの時期に4日間使って100本全てさらいました。RTAJAPAN見ながらやっていたなぁ。

  • セキュリティ
  • プログラミング
  • 組込みシステム
  • ネットワーク
  • データベース
  • プロジェクトマネジメント
  • システム監査

9月 特に何もせず

この時期は仕事が忙しかったので特に何もしなかったです。 8月にやらなかった2回分を9月下旬にやった結果、想定よりもまずい結果で焦りました...

10月 技術要素の詰め

10月はセキュリティやネットワークの単語(攻撃方法とか規格)を詰め込んでいました。後はとにかく健康維持

試験当日

試験慣れもしており、どうせ受かっても落ちても人生変わらんと思いながら平常心で受けてきました。 午前試験は途中退室して午後試験の勉強に回しました。 午後試験はネットワークのところにケーブルの種類を書かせる問題があったため、即システム監査に切り替えました。 大原の予想配点で自己採点すると大体こんな感じ - セキュリティ 10/20 (気使った) - プログラミング 14/20 (穴埋めは全部とれたはず) - データベース 15/20 (ValuesとUNIONやらかし) - 組込みシステム 15/20 (最後の計算式ミスった) - システム監査 15/20 (母集団以外は全部理解できたはず) おおよそ7割程度なので記載ミスなどなければ受かった可能性が高そう。セキュリティに関してはちょっと用語の詰めが甘かったなと思ったり。後解答用紙がA3だった。

今後

12月になって結果が来てからもう一度受けるか考える予定ではありますが、受かっていても落ちていてもネットワークスペシャリストを目指す予定です。というのも応用情報の過去問をほとんど解いてしまったのでそっちをもう一周するよりも、技術になることを身に着けようと思います。その後はデータベースとシステム監査まで行けたらいいな。

おわりに

たぶん応用情報は実務であまり使っていなくても独学でもなんとか受かるかも?レベルには持っていくことができます。実際勉強してみると会社のLANとかのネットワークが気になったりするので、モノの見方を変える意味でも勉強したかいがあったと思っています。これからも何かしら勉強し続けたいものです。