洋書、時々プログラミング

博士課程修了→メーカーという経路を辿っている人の日常

舌下免疫療法と花粉症の薬 どっちがコスパが良いのか試算してみた

3行で

  • 花粉症辛すぎるので舌下免疫療法と抗アレルギー薬の比較をしてみた。
  • 舌下免疫療法は単体で大体11万円程度かかるが、薬剤は40年で32万円
  • ただし効かない時もあるのでまずは血液検査に行ってこよう

はじめに

花粉症のシーズンとなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。私はチェーンソーを持って杉の木を切り倒したい衝動に駆られております。在宅勤務になって家の空気清浄機を回し続けることでなんとか症状の悪化を防いでいますが、それでも目はかゆくなるしくしゃみは出るしで生産効率は落ちています。暑さから避難する避暑地のように、この時期だけ北海道に移住して花粉から避難することだってやっていいじゃないかと思い、北海道で仕事を探したことだってあります。  花粉症は治療方法として、舌下免疫療法というものがあります。ざっくり言うと、「アレルギー源を体に取り込んで徐々に慣らしていく」という方法です。前々からあるのは知っていたのですが、なかなか取り組む方向に動けていなかったので、ちょっとお金の面から試算して自分のやる気を出そうと思いました。

試算

花粉症の薬を飲み続けた場合

  • 薬は14日分で大体2000円
  • 一生涯付き合うことを考えて大体40年飲むことを仮定
  • 花粉症のシーズンは3月4月と考えて2か月
  • 1か月は大体4週間として、1か月に2回薬を購入
  • 2か月で4回購入するので2000×4=8000円/年かかる
  • 40年付き合うとなると8000×40 = 32万円ほど
  • そのほかマスク代や生産性低下などはとりあえず無視

舌下免疫療法

  • 参考サイト
  • 3割負担で試算
  • 血液検査が大体4000円
  • 初めの2回分は無視して、4週間で再診料と薬剤料合わせて1830円
  • 5年間やり続けると考えると1830×12×5 = 約11万円

考察

舌下免疫療法が効けばかなりコスパ良い

一生にかかるお金が3分の1になるわけですから、仮に薬が半分必要になったとしても、40年という長いスパンで考えれば十分ペイできるように思います。花粉症でかかっていた目薬やティッシュ代を考えるともっとコスパが良くなるのではないかなと思います。

ただし効かない時もある。

大体60~80%の患者に効果が認められているということですので、ある程度効かない人もいます。そしてヒノキ花粉など、ほかの花粉には効果が無いとされているので、血液検査で何にアレルギーがあるか確認する必要がありそう。

まとめ

  • 3月4月の辛さを考えると初期投資はかかるけれど舌下免疫療法をやる価値がありそう。
  • まずは血液検査に行ってきます。。。