洋書、時々プログラミング

博士課程修了→メーカーという経路を辿っている人の日常

洋書感想 A Little Princess (OBW stage 1) ~本当の友達はどんな人?~

読んだ本の情報

タイトル A Little Princess
シリーズ Oxford Bookworm stage 1
著者 Frances Hodgson Burnett
YL 2.1
個人評価 ★5(読みやすさも後味も良い感じ)

内容

お金持ちの家に生まれたサラは、唯一の肉親である父親の手を離れてミンチン先生の女子学院に入る。女子学院の中では一番のお金持ちの家計だったサラは、友達にも使用人にも優しく接し、多くの友人に囲まれて過ごしていた。しかしある日父親の業務が大失敗し、サラはお金も家族も失ってしまう。ミンチン先生からすると学校の運営にお金が必要なのだから無一文のサラを置いておく理由はどこにも無いが、追い出すと世間からの批判に晒される。そこでミンチン先生はサラを使用人としてこき使うこととした。そこでもサラは優しい心を失わなかった。ある日ベッドで休んでいると窓からサルがやってきた。そのサルをきっかけにまたサラの運命が大きく動いていく。。

感想

日本でも小公女セーラとして親しまれたお話。アニメは見ていなかったけれど何となくタイトルは知っていたので、どんなお話か楽しみにしながら読んでいました。実際読んでみると話のテンポもよく、登場人物の立ち位置も分かりやすいのでとても読みやすかったです。話の内容についても困難に立ち向かう主人公という王道のストーリー展開であるので理解に困ることは無いと思います。それでいて、「困難にあっても寄り添ってくれるのが本当の友達」という教訓も得られるので、読んで損は無いと思います。今までに読んだ本でも上位に入りました。

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余談

散々CER2を読んだ後のOBW1だったのでサクサク読める楽しさも味わうことができました。ちょいちょいこんな感じで難易度低めの本も取り入れていこうかと思います。